SKE48の強さは評価されていた アイバト舞台裏、珠理奈とTAKAHIROの激励から考える次の挑戦
「また出たいです😭」
11月2日に開催された「IDOL BATTLE ALIVE 2026」。本番直後の出演者に密着した舞台裏映像の公開を受け、SKE48の大村杏さんが、再びこの舞台に立ちたいという思いをつづりました。
予選敗退という結果を受け止めるメンバーに、松井珠理奈さんとTAKAHIROさんが伝えた言葉。そこには、SKE48のパフォーマンスに対する具体的な評価と、次の挑戦に向けて考えたい課題がありました。
また出たいです😭 https://t.co/HiSZr8oIlE
— 大村杏 (SKE48) (@omura_anzu_) November 7, 2026
「また呼んでください」大村杏が伝えた再挑戦への思い
公開されたのは「【舞台裏密着】本番直後―ステージ裏で見せた9組の素顔|IDOL BATTLE ALIVE 2026」。SKE48の場面は、9分10秒頃から12分25秒頃に収められています。
珠理奈さんは「頑張ったね。めっちゃ良かったよ、本当に」と声をかけ、勝負への意気込みが伝わる選曲だったこと、パフォーマンスがかっこよく、誇らしかったことを伝えています。
その中で、大村さんが口にしたのが「今のSKEってあんまりチャンスがなくって……」という言葉。続けて、東京でライブをできる機会があまりないという自身の実感を語りました。
この発言から伝わるのは、大村さんが今回を、今のSKE48を見てもらえる大切な機会として捉えていたことです。活動機会の多寡をこの一言だけで断定することはできませんが、本人にとって、この舞台で結果を残したかった理由の一つだったのでしょう。
珠理奈さんは、みんなの思いを背負っているからこその悔しさを受け止めながら、背負いすぎないようにと声をかけ、再びオファーがあれば出場し、リベンジしてほしいと伝えました。
大村さんの返答は「また呼んでください、また呼んでください絶対に。まだできます、また呼んでください!」。そして後日の投稿も「また出たいです」。悔しい結果を経ても、もう一度勝負したいという思いが続いています。
珠理奈さんが伝えた「ファン以外」へ届けるための、もう1ひねり
今回のやり取りで、特に受け止めたいのが、珠理奈さんの選曲に関する講評です。
「SKE48ファンの人にはそれが伝わってるはずだから。それ以外のところにどうやってアピールするかっていうのを、もう1ひねり考えたらより良かったかもしれないね」
SKE48のファンには、曲が持つ歴史や、その曲をこの場で選んだ意味が伝わります。しかし、初めて見る人は、その背景を共有していません。そこで何を見せ、誰のどんな魅力を持ち帰ってもらうのか。珠理奈さんの言う「もう1ひねり」は、その部分を考える助言として響きます。
以前の記事でも、普段のファンには説明不要の魅力を、初めて見る人にも伝わる形にする必要性について書きました。今回の講評には、その問題意識と重なるものを感じます。
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ただし、珠理奈さんが敗因を一つに断定したわけでも、準備や研究が足りなかったと決めつけたわけでもありません。勝負に来た選曲とパフォーマンスを認め、そのうえで、さらに届く見せ方があったのではないかと伝えています。
ここは、ファンとしても考えたいところです。私たちが熱くなれた理由を、そのまま初見の観客にも求めてはいなかったか。次の挑戦に向けては、「自分たちには伝わった」の先まで考える必要があると思います。
TAKAHIROさんは「圧倒的ダンス力」と評価
一方、TAKAHIROさんの言葉からは、今回のSKE48が持ち込んだ強みが、きちんと評価されていたことが分かります。
舞台裏では「評価している人はいます」と伝え、「しっかり悔しがって、だけど誇りは捨てずに、失わないでね」と激励。自身のInstagramでも、SKE48について次のように記しています。
「圧倒的ダンス力!踊りに止めだけでなく、溜めと抑揚まで使いこなす!!
音が視覚的に聴こえるチーム!」
激しく踊れることに加え、動きを止める、溜める、強弱をつけるといった、音楽の見せ方まで評価した言葉です。予選敗退という結果だけで、6人が積み上げた技術や、その日に見せたパフォーマンスの価値まで消えるわけではありません。
同時に、TAKAHIROさんは大会の仕組みにも触れています。審査項目は「ステージ演出力」「歌唱力」「パフォーマンス力」「アイドル性」「表現力」の5つ。それぞれ10点、計50点という配点の中では、一つの分野が優れていても、その項目だけで獲得できる点数には上限があります。
投稿では、歌が最高に上手くても歌唱力で得られるのは最大10点であり、残り40点分の対策も必要だと説明。個性と、各項目の完成度を両立する大会だったことを示しています。
この考え方は、ダンスを強みにする場合にも当てはまります。得意な部分を磨きながら、歌声、表情、演出、楽曲の世界観を通じても魅力を届ける。その全体をどう組み立てるかが、次の勝負で問われるのでしょう。
TAKAHIROさんのInstagram投稿はこちら
大会の審査項目・審査員について|Lemino
SKE48の劇場公演にも関わってきたTAKAHIROさん
TAKAHIROさんとSKE48には、劇場公演の振付を通じたつながりがあります。
2023年に初日を迎えたチームE「声出していこーぜ!!!」公演では、「Loose control」「Don’t judge me」「グーとパー」の3曲を担当。公式特設サイトにも、各曲の振付として名前が記されています。
今回の舞台裏での「声出していこーぜ!!!」という呼びかけも、この公演との縁を知るファンには、いっそう印象に残る言葉です。SKE48の楽曲づくりに携わった振付家から、今回の勝負では審査員として具体的な評価と激励が届けられました。
SKE48チームEオリジナル新公演「声出していこーぜ!!!」セットリスト
誇りを持ったまま、次は何を変えるのか
珠理奈さんの「もう1ひねり」と、TAKAHIROさんの「誇りは捨てずに」という言葉は、次に向かううえで一緒に受け止めたい助言です。
強みが認められたことは、自信にしていい。その強みをより多くの人へ届け、複数の審査項目で評価されるステージにするには、何を加え、何を変えるのか。そこを具体的に考えることが、悔しさを次につなげる作業になるはずです。
大村さんの「まだできます」という言葉を、次の舞台でどんな形にして見せてくれるのか。「また出たい」という願いがかなったとき、今回の経験を受けて変わったSKE48を見たいと思います。
大会本編はLeminoプレミアムで見逃し配信中。舞台裏の言葉と併せて、6人が披露したステージも振り返ることができます。
「IDOL BATTLE ALIVE 2026」公式特設サイト・見逃し配信案内
文:ステージノート

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