「こはたん好きでいて良かった」と誇れる過去に 福原心春、劇場最終出演の挨拶全文
2026年7月29日、SKE48劇場で行われた公演で、福原心春さんが劇場最終出演を迎えました。
最後の挨拶のタイミングでは、ファンからの花束が贈られ、福原さんが自分の言葉で感謝を伝える時間が設けられました。
過去記事でも「通常公演に残された“余白”」として触れていましたが、その余白は、本人とファンがしっかり向き合う時間になったように感じます。
関連記事:福原心春、劇場最終出演は7月29日か…通常公演に残された“余白”に願うこと
福原心春、劇場最終出演で最後の挨拶
福原さんはまず、公演に来たファン、配信で見ていたファン、そしてこれまで少しでも自分を応援してくれたすべての人へ感謝を伝えました。
自分自身について、アイドルという職業に向ききれなかった部分、アイドルになりきれなかった部分があったことにも触れながら、それでも温かく見守ってくれたファンへの思いを、最後まで丁寧に言葉にしていました。
まずは今日まで皆さんありがとうございました
本日劇場公演にお越し下さった皆様も
配信でご覧になって下さる皆さんも
今まで少しでも福原心春のこと、ちょっとでも応援して下さった方
全員にほんとにお礼を言いたいです
ありがとうございます
私はアイドルという職業に対して自分としても向ききれてないというか
自分としてアイドルになりきれなかったり
皆さんに対して申し訳ないなっていう思いをさせてしまうことだったりとか、
期待通りの言葉をかけてあげられなかったり
期待通りの行動出来なかったりとか
皆さんの期待に反するようなことだったり
沢山あったと思うんですけど、
今まで暖かい目で応援して頂いて、
ずっとそばに皆さんがいてくれたおかげで、ここまで頑張ることが出来ました
本当に皆さんのおかげで私のSKE48としての人生が
とっても幸せなものになりました
本当にSKE48に入れて私は幸せです
今までありがとうございました
「SKE48に入れて私は幸せです」
印象的だったのは、「本当にSKE48に入れて私は幸せです」という言葉でした。
卒業や活動終了の場では、どうしても悔しさや寂しさが先に立つこともあります。それでも福原さんは、自分が歩んできた時間を否定せず、最後に「幸せ」と言葉にしました。
完璧なアイドルだったかどうかではなく、本人が迷いながらもステージに立ち、ファンがその姿を見守ってきた。その積み重ねが、この日の挨拶の重みに繋がっていたのだと思います。
全体挨拶の後、花束と“こはるコール”に包まれて
全体挨拶の後には、あらためて福原さんに向けた時間が作られました。ファンからの大きな「こはる」コール、そして花束。想定していなかったような反応に、福原さんは驚きながらも、もう一度自分の言葉で感謝を伝えました。
ありがとうございます
(大こはるコールに)
こんな予定じゃなかったです!
こんな素敵なお花まで頂いて、ほんとに皆さんの理想のアイドルには
私はなることが出来なかったかもしれないんですけど・・・
(ソンナコトナイヨー)
ありがとう、ありがとう!
私はやっぱり、「私がいなくなっても思い出してね」とか言うようなタイプじゃないので、そういうことは言わないんですけど、
皆さんが福原心春という人間を推していた過去があって良かったなとか
こはたん好きでいて良かったなって誇れる過去であって欲しいなと
すごい思います
本当に皆さんのおかげで幸せなSKE48としての人生でした
本当にありがとうございました
「こはたん好きでいて良かった」と思える過去に
福原さんの言葉で特に残ったのは、「私がいなくなっても思い出してね」とは言わない、という部分でした。
その代わりに伝えたのは、ファンが「福原心春という人間を推していた過去があって良かった」「こはたん好きでいて良かった」と誇れる過去であってほしい、という願いです。
これは、とても福原さんらしい言葉だったのではないでしょうか。自分を忘れないでほしいと強く求めるのではなく、応援してくれた人の中に残る時間が、後から振り返っても良いものだったと思えるように。最後まで、ファンの側にある気持ちを大事にしていたように感じます。
劇場に残った、ひとつの区切り
花束を抱えた福原さんの笑顔、深く頭を下げる姿、見守るメンバーの表情、そして最後に並んで手をつなぐステージの景色です。
涙や緊張の場面もありながら、最後には笑顔で送り出される時間になっていました。同期や後輩、先輩たちが見守る中で、自分の言葉で区切りをつけたことは、福原さんにとっても、ファンにとっても大切な記録になったはずです。
福原心春さんがSKE48として過ごした時間は、決して派手な言葉だけでまとめられるものではありません。それでも、最後に本人が「幸せ」と言えたこと。そして、ファンに「推していて良かった」と思ってほしいと願ったこと。その言葉だけで、この日のステージには十分な意味があったと思います。
福原心春さん、劇場最終出演お疲れさまでした。
文:ステージノート












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