素手握手が戻ったからこそ考えたい SKE48リリイベで気になったアルコール消毒の現在
SKE48の握手会に、ようやく「素手」の感覚が戻ってきました。
2026年9月19日にイオンモール常滑で開催された37thシングル「ため息未来」リリースイベントでは、ライブに加えてグループ握手会も実施。
この日のセットリストや、2部で「恋落ちフラグ」に変更されたこと、14期研究生がサプライズ参加した様子については、こちらの記事でまとめています。
SKE48「ため息未来」常滑リリイベセットリスト 2部は「恋落ちフラグ」に変化、14期研究生もサプライズ参加
そんなイベント後、ひとつ気になるファンの声を見かけました。
内容を要約すると、今回のグループ握手会はメンバーとの素手での握手だった一方、握手前にアルコール消毒をするような運用が見当たらず、「メンバーも素手なのだから少し無防備ではないか」というものです。
これは確かに、少し気になるところです。
手袋がなくなったからこそ、消毒はどうする?
SKE48ではコロナ禍以降、対面握手会の再開後も長くメンバー側が手袋を着用してきました。
そして2026年9月、久しぶりに「素手での握手」が戻ってきています。
その時の相川暖花さんの反応や、「推しには素手で触れられない」と逆にファン側が手袋をしてきたエピソードについてはこちらで詳しくまとめました。
SKE48握手会、ついに“素手”へ 相川暖花が感じた温かさと「推しには触れられない」ファンの珍現象
素手で直接握手できること自体は、長くSKE48を応援してきたファンにとって懐かしく、嬉しい変化でしょう。
ただ、そこで同時に思い出したいのが、以前の握手会では「手指消毒」もかなり身近な存在だったことです。
実は最近まで、SKE48公式もアルコール設置を明記していた
記憶だけでは曖昧なので過去の公式案内を確認してみると、SKE48では実際にアルコール消毒に関する記載が残っています。
2024年の握手会案内では、会場内にアルコール除菌スプレーを設置するとした上で、握手終了後には手・指の消毒を行うよう案内されていました。
さらに2025年6月に行われた13期研究生のお試し握手会でも、「場内にはアルコール除菌スプレー設置」と明記されています。
2026年1月31日・2月1日の35thシングル「Karma」現地でトーク会・握手会でも、会場内へのアルコール除菌スプレー設置と、握手後の手指消毒について案内されていました。
つまり、少なくとも少し前までのSKE48では、アルコール消毒そのものが特別なものだったわけではありません。
だから今回の常滑リリイベで本当に消毒設備が用意されていなかったのであれば、「手袋を外す」という大きな変更の一方で、これまで行われてきた衛生面の運用がうまく引き継がれなかった可能性も考えたくなります。
もちろん、会場内の別の場所に設置されていた可能性や、筆者が把握できていない運用があった可能性もあります。
そのため「消毒をしていなかった」と断定するのではなく、少なくとも参加したファンから「消毒する場所が分からなかった」と受け取られる状態だったこと自体は、今後改善できそうです。
AKB48は2026年も「素手+アルコール設置」
参考になるのが現在のAKB48です。
AKB48では2026年の個別握手会で、メンバーは手袋を着用せずに握手を行う一方、「会場内にアルコール除菌スプレーを設置」と公式に案内しています。
つまり、
素手で握手することと、アルコール消毒を用意することは両立できます。
むしろ多数のファンと短時間で次々に握手するイベントだからこそ、入口やレーン付近に自由に使える消毒液を一本置いておくだけでも、メンバー側にもファン側にも安心感は増すのではないでしょうか。
昔の握手会には「消毒係」のような光景も
ここで、さらに昔のAKB48グループの握手会を思い出しました。
筆者の記憶では、研究生がアルコールスプレーを持ち、握手会に参加するファンの手に消毒液を吹きかけてくれるような場面もありました。
今回調べた範囲では、この運用について公式資料まで確認することができなかったため、あくまで当時を知るファンの記憶として触れるに留めます。
ただ、この発想自体は今でも面白いと思います。
例えば研究生が交代制で握手会エリアの案内などを担当し、その中でファンと一言コミュニケーションできる時間が生まれれば、まだ名前や顔を知られていないメンバーにとって接点を作る機会にもなります。
もちろん、研究生に余計な業務負担を増やしてしまっては本末転倒です。
消毒そのものはスタッフが行う、あるいはセルフ式にするなど方法はいくらでもあります。
それでも、「研究生とファンが自然に出会える場所を作る」という考え方は、今のSKE48でも何かに応用できそうです。
新しいアイデアというより、昔あったものを思い出しただけ
こういう話を書くと、「ブログで書いたから運営が採用した」という話に見えてしまうことがありますが、もちろんそんなつもりはありません。
そもそもアルコール消毒も、研究生がファンとの接点を持つような仕組みも、AKB48グループが長い歴史の中で積み上げてきたものです。
今回は、その中に「今の握手会にも使えるものがあったのでは」と思い出しただけです。
SKE48が長いコロナ禍を経て、ようやく素手で握手できるところまで戻ってきた。
だからこそ、昔のやり方をすべて捨てる必要もなければ、全部そのまま復活させる必要もありません。
直接触れられる嬉しさは残しながら、必要な衛生対策だけ今の形に合わせて戻していく。
「素手握手が復活した」という嬉しい変化を安心して続けるためにも、そのあたりは一度整理してみてもよさそうです。
文:ステージノート

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