SKE48ももめろ組の夏が開幕…Zepp Nagoyaに残った“アイドルにしてくれる”熱

ももめろ組の夏も、しっかり始まりました。

2026年7月5日、Zepp Nagoyaで行われた「SKE48 SUMMER Tour 2026〜じゅーしーすぷらっしゅ だぜ!〜」愛知公演2日目。

この日は、ももめろ組による初日でした。

タイムラインに並んだ言葉は、「楽しかった」「夏が始まった」「札幌で会おう」。

そしてその中に、少し深く刺さる一文もありました。




今回のタイムラインで、特に印象に残ったのは奥野心羽さんの言葉です。

「みんなのサイリウムとコールが心羽をアイドルにしてくれるんだ〜」。

これは、かなり強い一文でした。

アイドルはステージに立つだけで完成するわけではありません。

そこにサイリウムがあり、コールがあり、見ている人の視線がある。

その全部を受け取って、本人の中で「アイドルになる」感覚が立ち上がる。

この言葉には、ライブの本質がそのまま入っているように感じます。

ももめろ組初日は、単に“楽しかった”だけではなく、メンバー側が客席の力を強く感じた公演だったのかもしれません。

杉本りいなさんは「スーパーヒーローりいな」、佐藤佳穂さんは「もっと好きになったかな〜??」、松川みゆさんは「去年から成長した姿お見せできたかな」。

それぞれの投稿に、自分の見せ場をちゃんと持ち帰っている感じがあります。

特に松川みゆさんの「去年から成長した姿」という言葉は、研究生時代から追っているファンには刺さるところです。

サマーツアーは、単なる夏イベントではありません。

去年の自分と今年の自分を比べられる場所でもあります。

どれだけ踊れるようになったか。

どれだけ客席を見られるようになったか。

どれだけ自分の言葉で公演後に伝えられるようになったか。

その積み重ねが、タイムラインにも出ていました。

@kurumi.0903 Summer Tour 2026名古屋ありがとう‪💚#SKE48 #コマ撮り ♬ 오리지널 사운드 - Kitto| きっと

森本くるみさんの投稿も、かなりファン目線に寄り添っています。

「みんなにとって幸せな時間に出来たかなぁ?」

この問いかけが、ももめろ組の空気に合っていました。

楽しかった、盛り上がった、だけで終わらず、相手の時間になっていたかを気にしている。

そこに、ステージに立つ側の優しさがあります。

TikTokでのコマ撮り投稿も含めて、ライブ後の余韻をSNS上に伸ばす動きがあるのも良いところです。

現地で終わらせず、帰ったあとにも見返せるものを置く。

こういう投稿があると、当日の熱が少し長く残ります。

相川暖花さんは、家族が来てくれたこと、そしておじいちゃんが初めてライブを観に来てくれたことを投稿。

こういう一文が入ると、一気にその日の記憶が個人的なものになります。

グループのツアーでありながら、誰かにとっては家族に見てもらう大切な一日でもある。

そこに、長く活動してきたメンバーならではの重みがあります。

南澤恋々さんは「人生初ツアー」「今年はステージに立ててすっごく嬉しかった」と投稿。

この言葉も、今のSKE48を追ううえで大事です。

去年はそこに立てなかった人が、今年は立っている。

その変化が見えるから、ツアーは面白い。

セットリストの細かい内容は、こちらの記事でまとめています。

【SKE48】サマーツアー2026名古屋2日目!Zepp Nagoya・ももめろ組(7/5)セットリストまとめ

今回のももめろ組は、セットリストだけでなく、投稿から見える個々の感情もかなり濃い日でした。

久しぶりにパフォーマンスできた実感。

去年からの成長。

人生初ツアー。

家族に見てもらえた喜び。

それぞれが、同じ公演を別の角度から受け取っていました。

翌朝の投稿にも余韻が残っていました。

長谷川雅さんは、ファンと一緒に盛り上がったことへの感謝。

野村実代さんは「個人的に思い出深い楽曲が多くてすごくエモい気持ち」と投稿しています。

ここも、ももめろ組のセットリストを見るうえで重要です。

果物や夏をテーマにした楽曲が並ぶ中でも、メンバーごとに思い出の引っかかりがある。

ただの企画選曲ではなく、誰かにとっては過去の記憶とつながる曲になっている。

この“個人の記憶”が見えると、セットリストの受け取り方も少し変わります。

近藤海琴さんの投稿も、今回のタイムラインに欠かせません。

怪我をしていて出られない予定だったところ、参加できたことへの感謝。

そして「来年こそ私もサマーツアーで夏を感じられますように」。

この言葉には、少し悔しさも混じっているように見えます。

ステージに立つメンバーの熱さと、そこに完全には参加できなかったメンバーの思い。

同じ2日間の中に、その両方がありました。

こうした投稿まで含めて見ると、ツアーはステージの上だけで完結していないことが分かります。

出た人。

出られなかった人。

支えた人。

見届けた人。

それぞれの立場の感情が、タイムラインに残っていました。

一方で、研究生の投稿にも大きな流れがありました。

この日も13期・14期研究生が、プレミアム指定席メモリアルグッズのお渡しやお出迎えを担当しています。

14期生の矢島凪さん、竹下茉莉花さんの初々しい投稿も、この日の大きな見どころでした。

「対面でファンの方に会えたのはお披露目以来」。

この言葉から、14期生にとって今回のお出迎え企画がどれだけ大きな機会だったかが分かります。

本編ステージではなくても、ファンと直接会うことで得られるものがあります。

名前を覚えてもらうこと。

表情を見てもらうこと。

短い時間でも、自分の存在を残すこと。

そこが、研究生の“今”の勝負どころです。

研究生の投稿で繰り返し出てきたのは、「来年はステージで」という言葉です。

田村真悠さんも、聖遥花さんも、矢島凪さんも、同じ方向を見ています。

今年はお渡しとお出迎え。

でも、来年はステージへ。

この流れは前向きですが、同時に少し考えさせられる部分でもあります。

研究生たちが本編に立てなかった悔しさを、自分の成長目標として言葉にしている。

それは美しい反面、運営側にはその気持ちをちゃんと報わせる設計を期待したくなります。

ただの“下積み”で終わらせるのではなく、見つかる導線として機能させてほしい。

今回の投稿を見る限り、研究生たちはそのチャンスをしっかり受け取っていました。

関係者の投稿も、当日の現場感を補っていました。

「ももめろ座長」という言葉も出ていて、鈴木愛菜さんを中心にした組の空気が伝わります。

座長という表現には、その場を背負う人への信頼があります。

そして「あの歌が引き継がれて嬉しい」という言葉からも、セットリストの中に過去から現在へつながる要素があったことがうかがえます。

こういう“継承”のニュアンスは、SKE48のツアーらしさでもあります。

単に新しい曲を並べるのではなく、誰かが歌ってきた曲を、今のメンバーが引き受ける。

それを現場で見た人が「嬉しい」と言う。

ここに、グループの時間の厚みがあります。

公式投稿では、愛知公演2Daysへの感謝と、次のベリー組福岡公演への案内が出ています。

ももめろ組としては、次回7月20日の札幌公演へ。

ツアー全体としては、7月12日の福岡公演へ。

愛知で始まった夏が、それぞれの組ごとに次の土地へ広がっていく流れです。

今回の名古屋2日目は、初日とはまた違う色がありました。

奥野心羽さんの「アイドルにしてくれる」という言葉。

松川みゆさんの「去年から成長した姿」。

南澤恋々さんの「人生初ツアー」。

相川暖花さんの家族との思い出。

近藤海琴さんの、参加できたことへの感謝と来年への願い。

そして研究生たちの「来年はステージで」。

同じツアーの一日なのに、これだけ多くの感情が残っている。

それが、タイムラインを追う面白さでした。

セットリストは公演の骨格です。

でも、その骨格に血を通わせるのは、終演後にメンバーが残す言葉なのだと思います。

ももめろ組のZepp Nagoya初日は、まさにその言葉の強い日でした。

現地にいた人には記憶の補助線として。

行けなかった人には、次の札幌や福岡、大阪、東京へ気持ちをつなぐ入口として。

SKE48の夏は、まだ続きます。

文:ステージノート

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