【伏線回収】カミフレ公式の“バイバイ”が、新曲「Dear Coming Flavor.」への合図だった
終わってから見返すと、意味が変わる投稿がある。
カミングフレーバーの解散ライブ「君のいない世界」は、
卒業生4人のサプライズ登場、新衣装、そして新曲の初披露まで、最後のライブでありながら“まだ続いていくもの”を感じさせる時間でした。
その余韻の中で改めて見返したいのが、
ライブ前にカミングフレーバー公式アカウントから投稿されていた2つの“匂わせ”です。
最初に投稿されたのは、「Dear カミングフレーバーを応援して下さった全ての皆様」「Coming Soon…」という短いメッセージでした。
Dear カミングフレーバーを応援して下さった全ての皆様
— カミングフレーバー(カミフレ) (@c_flavor2019724) June 10, 2026
Coming Soon…
この時点では、何かの発表なのか、映像なのか、グッズなのか、それともライブ当日の演出に関わるものなのか、はっきりとは分かりませんでした。
ただ、「Dear」という言葉の置き方が妙に引っかかる投稿でした。単なる告知というより、ファンに向けた手紙の書き出しのようにも見えたからです。
続いて投稿されたのは、レコーディング風景の短い動画でした。
— カミングフレーバー(カミフレ) (@c_flavor2019724) June 10, 2026
この動画には、新たな音源だと分かる音楽と、4人による「バイバイ」という声が入っていました。
ほんの短い映像ながら、レコーディングブース、マイク、歌詞カード、そしてメンバーの声。その断片だけで、熱心なファンには「これは最後に何か新しい曲が来るのでは」と予感させる内容だったと思います。
特に「バイバイ」という言葉は、解散ライブを前にしてあまりにも強い響きを持っていました。
寂しさを煽るだけの言葉ではなく、ちゃんと自分たちの声で別れを届けようとしている。その数秒の中に、カミングフレーバーらしい“最後の準備”が見えていたように感じます。
そして解散ライブ当日、その答えのひとつとして初披露されたのが新曲「Dear Coming Flavor.」でした。
ライブの詳しい流れについては、こちらの記事でまとめています。
カミングフレーバー解散LIVE「君のいない世界」レポート!新曲・新衣装、卒業生4人のサプライズ登場にファン涙と感動の嵐!
今回の新曲は、タイトルからして“カミングフレーバーへの手紙”のような一曲でした。
ライブ前の「Dear カミングフレーバーを応援して下さった全ての皆様」という投稿は、ファンへのメッセージであると同時に、ライブで披露される楽曲の空気を先に置いていたようにも感じます。
さらに、その後に公開されたレコーディング風景の動画があったことで、ただの告知ではなく“音”として予告されていたことも分かります。
文字で「Coming Soon…」と匂わせ、動画で新しい音源と4人の「バイバイ」を届ける。
そして本番で「Dear Coming Flavor.」として答えを見せる。
この流れは、かなり丁寧に作られていた伏線だったのではないでしょうか。
解散ライブで新曲を初披露するという選択は、かなり特別です。
普通なら、最後のライブはこれまでの代表曲や思い出の曲で固めても成立します。
むしろ、そのほうが分かりやすく泣ける構成にもなります。
それでもカミングフレーバーは、最後に“新しい曲”を置きました。
ここがとてもカミフレらしいところだと思います。
終わりをただの終わりにしない。
過去を振り返るだけでなく、最後の瞬間に新しい言葉を残す。
その姿勢に、グループとしての意地と美しさがありました。
ライブ後には、赤堀君江さんがInstagramに「Dear Coming Flavor.」に関する投稿を行い、歌詞の一部が分かる写真も公開してくれました。
歌詞を探している方に向けて書いておくと、
「Dear Coming Flavor.」は、カミングフレーバーという場所、応援してくれた人たち、離れても続いていく思いをテーマにした楽曲として受け取れる内容でした。
特に印象的なのは、別れを悲しみだけで閉じないところです。
“ここが居場所だった”という感覚、“会えなくても感じられる”という距離の越え方、
“もう少し一緒にいたい”という本音。それらが、メンバーの名前が割り振られた形で綴られているように見えました。
赤堀君江さんがライブ後にそっと歌詞を載せてくれたことも、すごく良かったです。
大きな発表としてではなく、余韻の中に置いていくような出し方だったからこそ、
あの曲が“ライブ当日の思い出”だけで終わらず、
後からもう一度たどれるものになりました。
カミングフレーバーは、SKE48の中でも独自の色を持ったユニットでした。
かわいさ、強さ、切なさ、少しの尖り、そしてメンバーそれぞれの個性が混ざり合うことで、単なる派生ユニットではない空気を作っていたと思います。
だからこそ、「Dear Coming Flavor.」という曲名には重みがあります。
それはファンからカミフレへの手紙にも見えるし、
カミフレからファンへの手紙にも見える。
そして、メンバー自身がカミングフレーバーという時間に宛てた手紙にも見える。
ライブ前の“Coming Soon…”と、4人の「バイバイ」が入ったレコーディング動画は、
終演後に見返すことで、ただの予告ではなくなりました。
あれは、新曲の予告であり、最後の手紙の封筒であり、解散ライブへ向かうファンに向けた小さな合図だったのだと思います。
解散ライブが終わっても、こうして投稿や写真、歌詞の断片をたどることで、あの日の感情は何度でも戻ってきます。
カミングフレーバーが最後に残した「Dear Coming Flavor.」。
それは、君のいない世界に進んでいくための、優しい手紙のような一曲でした。
文:ステージノート

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