藤本冬香ちゃんの次のステップ、夢へのルート!【卒業スピーチほぼ全文】

藤本冬香:今日はこんなに素敵な卒業公演を開いてくださって、

力を貸してくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです

ありがとうございます

お手紙は同期の(荒野)姫楓と、いさん(池田楓)からだったんですけど、

二人のことが組閣してからより大好きになって、

同じ時間を沢山過ごしてきたので、

最後の最後に二人からお手紙をもらえたことが凄く嬉しいです

ありがとう

(こちらこそ、ありがとう)

そして、改めまして今日は私のアイドル人生最後の日を見てくださって、

配信でも見てくださって、ここに来てくださって、本当にありがとうございます


私は小学校6年生の時にAKB48さんを見て、アイドルが好きになりました

音楽番組にかじりついて見たり、グッズを沢山集めたり、CDを聞いたり

ミュージックビデオを見てフリを真似して踊ったり、

趣味としてファンとして楽しんでいました


それがいつの日からか趣味が憧れになって、自分も(アイドルに)なりたいって

思うようになりました

そこから初めてアイドルのオーディションを受けたのは中学一年生の頃で、

なんと初めて受けたオーディションだったのに、最終審査の一歩手前のところまで

行って、最終的にオチてしまったんですけど、そこで落ちたことにより、

「私ってアイドルになりたいんだな」っていう思いになって、

そこから色んなオーディションを沢山受けるようになったんですけど、

どれも落ちてしまって、結局アイドルになれずにいました


そんな中、年令を重ねて二十歳になって、そろそろ本当に将来のことを考えないといけないなって思っていたタイミングで、SKE48の9期生のオーディションを見つけて、

年齢制限もギリギリだったので、もしこのオーディションを受けて落ちたら、

頑張って違う夢に行こうって思って受けたオーディションでした


もう、多分最後だと思って受けたので、失うものが何もなかったのが、

逆に肩の力が抜けて良かったのか、オーディションではなんと

金魚のモノマネをしたりとかして、

そしたらなんと受かって、

本当に・・・落ちてしまったら違う道を目指そうと思ってはいたものの、

落ちていたら一生アイドルになりたかったなあって思いながら過ごす人生だったと思うので、

私のことを獲ってくれたSKEや、どういう会議があって、どういうオーディションで

「藤本いいな、あの金魚」・・・ってなったのか分からないんですけど、

誰が獲ってくださったのか分からないんですけど、

もし、どこかで私のことをいいなって思って獲ってくださった審査員の方とかいたら

感謝の気持ちを伝えたいですし、私をアイドルにしてくれたSKEには感謝の気持ちでいっぱいです

ありがとうございます


でも、アイドルになれたはいいものの、実際になってみたら、

周りは沢山のメンバーがいて、沢山魅力があって、

私ってなんて魅力がない、人を惹きつける強みのない人間なんだろうって、

今、謙遜して言っているとかではなくて、本当に悩む日々でした


実際のところ、私はアイドルに向いていなかったなって、

正直思うんですけど、それでも7年間やってこれたのは、

こうして周りで一緒に頑張ってくれるチームみんな、

メンバーのみんなだったり、支えてくれる周りの人やファンの方がいたから、

ここまで頑張れたと思います

そんな皆さんにも改めて感謝の気持ちでいっぱいです

ありがとうございます


そして、生誕祭とかでも何度も言ってきたんですけど、

私は4つの夢を掲げてSKE48の活動をしてきました

改めて言わせていただくと、

1つ目がSKE48の選抜メンバーに入ること、

2つ目が地元、広島でお仕事すること、

3つ目がそれ行けカープに出ること、

4つ目がマツダスタジアムで始球式をすること

この4つとも凄く高い目標で7年前の加入当時、

研究生の頃から周りの大人の方々だったり、

周りの人やファンの方からも

「やらせてあげたいけど難しいんだよ」って、ずっと言われ続けていました


本当にその言葉の通り、6年間何の夢も叶いませんでした

本当に苦しい6年間でした

でも逆に、できない、できないって言われていることが

私自身とても悔しくて、なら自分の力で掴み取って、

みんなをぎゃふんと言わせてやろうって思って、

そこから発信だったり、自分で沢山行動したら、

なんと去年、6年目にして4つの夢のうちの3つが一気に叶いました


でもこれは、6年っていう長い時間がかかってしまったんですけど、

紛れもなく自分とファンの人で掴み取った目標だと思うので、

ほんとにファンの人や周りの方に感謝の気持ちを改めて伝えたいです


そして、4つ目のマツダスタジアムでの始球式なんですけど、

これは卒業発表をした時にファンの人に

「もう一つの夢は叶えなくていいの?」って、ほんとに沢山言われました


これに関してなんですけど、私はSKE48の活動をする中で

ほんとに辛いなって思うことが沢山あって、何度も辞めたいなって

正直思ってたんですけど、その度に後悔についても考える時間が沢山ありまして、

私が最終的に出した結論は

後悔っていうのはやれることがまだあるのに、やらずに諦めてしまったら、

後悔が残るなって思ったんですけど、

自分にできることを120パーセントやった上で叶わない目標は

それはもうやりきった上なら後悔しないんじゃないかなっていう結論に至りました


それを考えた時に私は4つ目のマツダスタジアムでの始球式っていう夢を叶えるために

ほんとに出来ることを120パーセントやって、

もうやれることはないって胸を張って今言える状態です


それは本当にSKEの中で誇れるものとかあまりないんですけど、

野球に対する愛だったり、カープに対する愛だったりでは

絶対誰にも負けないですし、お仕事がない日はどこにでも球場に向かっていたし、

お仕事があって見られない日は野球の配信を毎日見て、

年間、プロ野球って143試合あるんですけど、

私、これ言ったことないんですけど、143試合全部見て全部メモしてるんですよ

試合の内容とか

それでいつ野球の仕事に呼ばれても、その試合でも話が出来るように

どの野球仕事が来てもいいように常に準備していたし、

野球に対する思いだったり、人一倍だし、

発信も沢山してきたし、振り返った時にマツダスタジアムで始球式をするために

私に出来ることはもうここではやり切ったと心からそう思うことが出来るので

この4つ目のマツダスタジアムでの始球式は

次のステップでバトンを託そうって思いました


そして、この衣装にも繋がるんですけど、


皆さん、何か卒業ドレスって感じしないの分かります?

普通って結構ね、大きいドレス着たりとかしていると思うんですけど、
私は、私のファンの人はわかると思うんですけど、
ほんとにセンスがなくて、ファッションとかも全然疎くてですね、

卒業ドレスを作っていただけるってなった時に

どうオーダーしたらいいのか分からなくて、衣装さんに

3個だけ譲れないポイントをお願いして、

1つ目が真っ赤なドレスであること、

2つ目が私らしい・・・私、人とかぶるのが好きじゃないので、

私らしい個性が爆発したドレスであること、

で、3つ目がもう歌って踊ることはないと思うので、

SKEらしく歌って踊れる衣装にしてほしいっていう3点だけを伝えさせて頂いたら、

衣装さんがこんなにかわいい衣装を作って下さいました


そしてですね、耳見てほしいんですけど、


バットとボールがついているんですよ

耳までこだわっていて、凄い嬉しいなって思うんですけど、

この衣装を作っていただく過程で、夢の話に繋がるんですけど、

衣装さんといつか次のステップでマツダスタジアムでの始球式が出来た時には、

この衣装を着て始球式が出来たらいいねっていう風にお話をしていまして、

この衣装っていうバトンを持って次のステップに進みたいなっていう

意味を込めていただいたし、私もそういう風に思っています


そして背番号が後ろ、48なんですけど、

これも、背番号は何番がいい?って聞かれて

誕生日が4月3日なので43にしようかなって思ったりもしたんですけど、

やっぱり、ずっとなりたかった48グループなので

48を背負って辞めたいなって思ったので、48にさせていただいたのと、

もし次のステップで始球式が出来るってなった時に、

「もうアイドルじゃないのにあんなに短い衣装着て」とか思わずに

あと「もう48じゃないのに48つけやがって」とか思わずに

始球式も色んな条件とかがあると思うので、この衣装で出来ないかもしれないんですけど、

色んな条件が合致してこの衣装を着て出来ますよってなった時には

ああ、ふゆっぴの長年の夢がバトンと共にやっと叶ったんだなっていう風に

見守ってくださったら凄い嬉しいので、

私はこの衣装と共に次のステップに進みます!


そして今日も沢山の方が見に来てくださったんですけど、

公私共にお世話になって本当にありがとうございましたということと、

あと、私は環境が変わるのが凄く苦手なタイプなので、

広島から出てきて一人でやって行けるかな?って思ったんですけど、

公私共に凄く良くしていただいて、もう本当に楽しくて

愛知、名古屋は第二の故郷だなっていう風に思います

本当にSKEで良かったなって思います

本当にありがとうございます


メンバーも・・・もう大好きなの

ほんとに!分かる!?

ありがとう、ほんとに 大好き


もうほんとにほんとに嬉しい気持ちでいっぱいです

そして最後に私がなりたかったアイドルに7年間させてくれて

本当に本当にありがとうございました

一生忘れません!


それでは最後の曲に行きたいと思うんですけれども・・・

続いてが本当に最後の曲になるんですけども、

この曲を選んだ理由は何度も私、この曲でセンターをさせて頂いたし、

この曲の歌詞に凄く支えられて私も大好きな曲で

勝手になんですけれど、自分のテーマソングだなって思って

SKE48を過ごして来たので、やっぱりこの曲で終わりたいなって思いました


全然しんみりする曲じゃないですし、私の本当にアイドル人生最後の曲になるので、

皆さんおっきい!今までで一番大きい声を出して赤いサイリウムを振って、

送り出してくれたら嬉しいなって思います

それでは本当に最後の曲、聞いてください「ウイニングボール」!

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コメント

  1. 読まさせていただきありがとうございました。私もふさんにいつか会えるように最後の約束したいです。

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